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先に結論です。 宅配介護食の「1食○円」は、商品代だけを食数で割ると実際の負担とずれることがあります。比べるときは、(商品代+送料+必要な手数料)÷食数で、実際の1食あたりを計算します。
ただし、安い順ランキングにはしません。やわらか食とムース食では想定する食べやすさが違い、主食付きか、おかずのみかもサービスによって異なるためです。まず親に合う食形態を決め、その中で料金を比較してください。
送料込み1食単価の計算方法
基本式はシンプルです。
実際の1食あたり =(商品代+送料+注文時に必要な手数料)÷ 食数
定期便なら、初回送料無料だけでなく2回目以降の送料を使って計算します。北海道・沖縄など地域別送料がある場合も、親の住所で計算してください。

公式料金で計算するとどうなる?
2026年8月24日に公式ページで確認した例です。食形態が違うため、金額だけで優劣を付けるものではありません。
| 商品例 | 公式表示 | 送料 | 計算上の1食あたり |
|---|---|---|---|
| MFS やわらか食 お試し | 6食 5,594円 | 込み | 約932円 |
| MFS ムース食 お試し | 6食 4,688円 | 込み | 約781円 |
| ウェルネスダイニング ムース 7食・都度 | 7食 6,156円 | 通常880円 | 約1,005円 |
| 同 7食・定期 | 7食 6,156円 | 440円 | 約942円 |
| 同 14食・定期 | 14食 11,448円 | 当社負担 | 約818円 |
計算結果は1円未満を四捨五入しています。ウェルネスダイニングは北海道・沖縄の送料条件が異なるため、該当地域では上表をそのまま使わず公式送料を確認してください。
メディカルフードサービス|表示価格が送料込み
メディカルフードサービスのお試しセットでは、MFSやわらか食6食が税込5,594円、MFSムース食6食が税込4,688円と表示され、いずれも送料込みです。
やわらか食は冷凍・おかずのみです。公式ページでは、支払先と届け先を別々に指定でき、離れて暮らす親へ送れることも案内されています。
つまり、子が支払い、親の実家へ配送する運用は検討しやすい一方、親側で主食を用意できるか、冷凍庫へ6食分を入れられるかも確認が必要です。
【メディカルフードサービス】ウェルネスダイニング|食数と注文方法で送料が変わる
ウェルネスダイニングのやわらか宅配食は7食から注文できます。公式FAQでは、お試し注文は送料無料、都度注文は通常送料880円、定期7食は440円、定期14食・21食は送料を同社が負担すると案内しています。
そのため、同じ7食6,156円でも都度注文なら約1,005円/食、定期7食なら約942円/食と計算上の負担が変わります。
一度に食数を増やすと1食あたりが下がる場合がありますが、冷凍庫に入らない、親が食べ切れないなら意味がありません。
「1食あたり」を比較する前に食形態を合わせる
やわらか食、ムース食などの名称だけで、すべて同じ食べやすさだと判断しないでください。商品ごとの公式表示を確認します。
食形態の整理は「介護食・やわらか食・ムース食の違い|UDF4区分を整理」で確認できます。
水やお茶でむせる、食事中の咳が増えた、体重が減った、医療・介護側から食形態の指示を受けている場合は、家族だけで「この宅配食なら安全」と決めないでください。医師、歯科医師、言語聴覚士、管理栄養士などへ相談します。
主食の有無で実際の食費は変わる
メディカルフードサービスのやわらか食、ウェルネスダイニングのやわらか宅配食はいずれも、確認した公式ページでは基本的におかずのみです。
ご飯、パン、飲み物などを別に用意するなら、その費用と調理負担も家庭全体の食費に含めます。「宅配食1食800円だから食費も800円」とは限りません。
送料以外に確認したい5つの費用
- 代金引換・後払いなどの決済手数料
- 北海道・沖縄などの地域別送料
- 定期便の最低回数・休止・変更条件
- 冷凍庫を増やす必要がある場合の費用
- 主食・飲み物・補助食品を別に買う費用
「初回送料無料」は入口の費用です。継続する予定なら、2回目以降の通常条件で1か月分を試算してください。
自治体の配食・見守りも先に確認
厚生労働省は、在宅生活を支える生活支援として配食・見守り等を挙げています。自治体によっては、高齢者向け配食や安否確認を組み合わせた事業があります。
対象条件や自己負担額は自治体ごとに異なります。民間宅配食を定期契約する前に、親の市区町村サイトや地域包括支援センターへ「高齢者 配食」「見守り 配食」で確認してください。
離れて暮らす親へ送るなら、価格以外も重要
安くても、親が受け取れない、冷凍庫に入らない、電子レンジ操作が難しい、定期便を止められない、という状態では続きません。
送る前の確認事項は「離れて暮らす高齢の親に宅配食を送るときの確認事項」、サービス選びは「高齢の親向け宅配介護食の選び方」、具体的な条件比較は「やわらかい宅配介護食を比較」で整理しています。
まとめ|「商品価格」ではなく「親の家に届く総額」で比べる
宅配介護食の1食単価は、商品代だけではなく送料・食数・必要な手数料まで含めて計算します。そのうえで、同じ食形態、同じ主食条件で比較してください。
最安値を探すより、親が食べられる形態、冷凍庫、受け取り、加熱操作、定期便の変更条件まで含めて無理なく続けられるかを見る方が重要です。自治体の配食支援で足りる場合は、有料の定期宅配を急いで契約する必要はありません。


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