FOMA終了後、実家の見守り機器は大丈夫?3Gの緊急通報・見守りを確認する方法

FOMA終了後、実家の見守り機器は大丈夫?3Gの緊急通報・見守りを確認する方法 親の見守り

NTTドコモの3Gサービス「FOMA」は、2026年3月31日に終了しました。実家に古い緊急通報装置や見守り機器が残っている場合、「親の携帯電話は新しくしたから大丈夫」とは限りません。確認したいのは、見守り機器そのものがどの通信方式を使っているかです。

先に結論です。機器名・型番を確認し、取扱説明書や契約書で「FOMA」「3G」などの記載を探し、分からなければサービス提供会社へ問い合わせます。そのうえで、事業者が案内する方法で通信・通報テストをしてください。110番・119番へ試験通報するのは避け、必ず機器側の所定のテスト方法を使います。

まず確認する5つ

順番確認すること見る場所
1機器名・型番本体ラベル、契約書、説明書
2通信方式FOMA/3G/LTE/4G等の記載
3サービス継続状況提供会社の公式サイト・案内
4現在の通信履歴・ランプ表示・管理画面
5所定の動作テスト提供会社が指定する確認方法
FOMA終了後、実家の見守り機器は大丈夫?3Gの緊急通報・見守りを確認する方法の判断ポイントを整理した図解

FOMAは2026年3月31日に終了した

【公式確認】NTTドコモは、3Gの「FOMA」と「iモード」を2026年3月31日に終了したと案内しています。FOMA契約を継続していた利用者がドコモを使い続ける場合は、4G・5G対応の料金プランや機種・サービスへの変更が必要です。

ただし、「3Gが終わった=実家にある全ての見守り機器が停止した」という意味ではありません。LTEや固定回線、Wi-Fi、他社回線などを使う機器は条件が異なります。機器単位で確認することが重要です。

古い機器は音声ガイダンスで気付けないことがある

【公式確認】ドコモはFOMA終了前に、対象携帯電話へ終了案内の音声ガイダンスを流していましたが、M2M機器は音声ガイダンスの対象外と案内していました。緊急通報装置や見守り端末のように、人が普段電話をかけない機器では、利用者が終了案内に気付けなかった可能性があります。

【編集部整理】「最近通知が来ていない」ことだけでは正常とも故障とも判断できません。異常が起きていないだけかもしれないため、通信方式と事業者の継続案内を先に確認します。

機器名・型番から通信方式を確認する

実家へ行ける場合は、本体の背面・底面などにあるメーカー名、サービス名、型番を写真に撮ります。遠方なら、親や訪問する家族・支援者に「機器全体」と「型番ラベル」の2枚を撮ってもらうと確認しやすくなります。

  • 取扱説明書に「FOMA」「3G」「W-CDMA」等の記載がないか
  • 契約書・請求書に通信回線や機器名がないか
  • 提供会社から機器交換・サービス終了の郵送物が来ていないか
  • 管理アプリやWeb画面に通信異常・機器交換のお知らせがないか

型番だけでは判断できない場合、携帯電話会社ではなく、まず見守りサービスや緊急通報装置の提供会社へ問い合わせる方が確実です。回線を事業者側で一括契約している機器もあるためです。

ALSOKの3G機器は「別機種を提案」と案内

【公式確認】ALSOKの「みまもりタグ」「みまもりパック」の公式ページでは、必要な3G回線の提供停止に伴い「2026年3月末をもって終了となる予定」と記載し、継続希望者には別機種を提案すると案内しています。

このように、FOMA終了の影響は携帯電話だけでなく、3Gを通信に使う見守り機器にも及ぶ場合があります。なお、ALSOK公式ページは2026年9月11日時点でも上記の表現を掲載しているため、現在の契約・交換状況はALSOKへ直接確認してください。

固定電話がない実家でLTE回線を使う見守りサービスについては、ALSOKみまもりサポートは固定電話なしでも使える?でも整理しています。

4G対応と書いてあっても一部機能は確認する

【公式確認】ドコモは、FOMA終了後に一部の4G機種でも、VoLTE非対応などの理由で音声通話や一部機能が利用できなくなる場合があると案内しています。

そのため、「4Gの表示があるから必ず大丈夫」とも言い切れません。緊急通報・音声通話・データ通信のうち、見守り機器が実際に使う機能が継続するかを確認します。

動作テストは提供会社の手順で行う

確認の最後は、提供会社が指定するテストモード、試験ボタン、管理画面、サポート窓口などを使います。ランプが点いているだけでは、センターまで信号が届いていることを確認できない機器もあります。

緊急通報番号を使ったテストはしません。110番・119番は実際の緊急時のための番号です。サービス事業者がテスト手順を案内していない場合は、自己判断で通報せず、サポート窓口に確認してください。

交換が必要でも、すぐ有料サービスを増やす必要はない

古い機器が使えないと分かった場合でも、同じ会社の後継機へ自動的に決める必要はありません。まず「何を見守りたいか」を整理します。

  • 緊急ボタンを押せればよい
  • 一定時間動きがないときに家族へ知らせたい
  • 家族が気付けない場合は現地へ駆け付けてほしい
  • 位置情報だけ確認したい

自治体の緊急通報・見守り制度、電話確認、訪問支援などで目的を満たせる家庭もあります。携帯会社の見守りサービスの現状は、ドコモ・au・SoftBankの高齢者見守りサービスは今どうなっている?も参考にしてください。

向く確認方法・避けたい確認方法

向く確認方法

  • 型番と通信方式を特定してから判断する
  • 提供会社の公式案内を確認する
  • 所定のテスト方法でセンター・通知先まで確認する
  • 交換後も通知先や緊急連絡先を見直す

避けたい確認方法

  • 親の携帯電話だけ新しければ大丈夫と思う
  • ランプが点灯しているだけで通信正常と判断する
  • 4G表記だけで全機能が使えると断定する
  • 110番・119番へ試験通報する

まとめ

FOMAは2026年3月31日に終了しました。実家に古い見守り・緊急通報機器がある家庭は、機器名・型番 → 通信方式 → 事業者の継続案内 → 所定の動作テストの順で確認してください。

3G終了の影響は機器ごとに異なります。分からない場合は推測せず、契約しているサービス事業者へ型番を伝えて確認するのが確実です。

確認した公式資料

最終確認日:2026年9月11日

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