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離れて暮らす親へ冷凍の宅配介護食を送るとき、「7食セットなら小さそうだから入るだろう」と考えて注文すると、届いた日に冷凍庫へ入り切らないことがあります。もう一つ見落としやすいのが、親本人が冷凍便を受け取れるかです。
先に結論です。注文前に冷凍庫の“リットル数”だけを見るのではなく、実際に空けられる引き出しの幅・奥行き・高さを測り、最初は少ない食数で試すのが安全です。冷凍品はサービス指定の温度で保管し、置き配できないサービスでは本人が対面で受け取れる時間も確認します。
注文前に確認する5つ
| 確認 | 見る場所 | 判断 |
|---|---|---|
| 空きスペース | 冷凍室の実寸 | 食数を決める |
| 容器サイズ | 商品ページ | 重ね方・向きを想定 |
| 保存条件 | 商品ラベル・公式案内 | 受取後すぐ保管 |
| 受け取り | 配送FAQ | 親が在宅できる日時にする |
| 不在時 | 保管期限・再配達 | 家族がフォローできるか |

冷凍庫は「容量○L」より実際の空き寸法を見る
冷蔵庫の仕様に「冷凍室90L」と書いてあっても、すべてを宅配食に使えるわけではありません。既存の冷凍食品、保冷剤、作り置き、氷などが入っているためです。引き出しの形や仕切りでも入る個数は変わります。
注文前に、宅配食に使える棚・引き出しについて、幅×奥行き×高さを測ります。冷凍庫の写真を家族へ送ってもらうだけでも、在庫の多さを把握できます。
公式の「収納例」は目安として使う
食楽膳は公式利用ガイドで、冷凍庫容量約90Lの冷蔵庫にレギュラー14食セット、約50Lの冷凍庫にレギュラー7食セットを入れた収納イメージを掲載しています。
これは食楽膳の掲載例であり、「50Lなら必ず7食入る」という保証ではありません。冷凍庫内の既存在庫や機種形状が違うため、実際の空きを確認してください。
メディカルフードサービスも定期コース案内で、冷凍庫スペースが少ない人には7食コース、受取回数を減らしたい人には14食という選び方を案内しています。
容器サイズを確認してから食数を決める
同じ「7食」でも、容器の大きさや厚みは商品で違います。例えばメディカルフードサービスの「やわらか食」の公式商品ページでは、1包装のサイズ例として縦175mm×横210mm×高さ33mmが掲載されています。
このサイズを紙に描いて冷凍室へ当ててみると、「横向きなら何個」「縦に立てられるか」などをイメージしやすくなります。ただしシリーズによって容器が違う可能性があるため、購入する商品ページの寸法を優先します。
受け取ったら指定どおり冷凍保管する
メディカルフードサービスは、冷凍商品を受け取ったらすぐに-18℃以下の冷凍庫へ保管し、冷蔵庫や常温で保存しないよう案内しています。賞味期限は商品ラベルを確認して期限内に利用します。
家族が注文して親へ直送する場合は、「荷物が届いたら玄関に置いたままにせず、冷凍庫へ入れる」という操作まで本人ができるか確認します。重い段ボールを運ぶのが難しい場合は、家族・訪問介護等の支援者がいる日に受け取る方法も検討します。
置き配できるとは限らない
食楽膳は公式FAQで、ヤマト運輸のクール宅急便で配送し、冷凍食品のため宅配BOXや置き配ではなく対面受け取りを求めています。離れて住む家族への配送自体は可能です。
そのため、親がインターホンに気づきにくい、玄関まで時間がかかる、配達予定を忘れやすい場合は、単に家族がネット注文するだけでは運用が止まる可能性があります。
不在時は「再配達期限」まで含めて確認
食楽膳は、不在時には不在票を入れて持ち帰り、不在日を含め最大3日間ヤマト運輸営業所で保管すると案内しています。期限を過ぎると返品・廃棄となり、やむを得ず返品になった場合でも商品代金の支払いが発生するとしています。
サービスごとに保管期限や費用は異なるため、「再配達できるから大丈夫」で終わらず、親が不在票を見て手続きできるか、家族が配送状況を確認できるかまで考えます。
まず少ない食数・お試しで確認する
初回から大量に送るより、少ない食数やお試しセットで、次の4点を確認すると失敗を減らせます。
- 冷凍庫に無理なく入る
- 親が受け取って冷凍庫へ移せる
- 親が容器を取り出して加熱できる
- 次回配送までに食べ切れる
宅配介護食のお試しセットで確認する7項目も参考にしてください。
食数は「食べる量」と「受取頻度」の両方で決める
7食が冷凍庫に入っても、親が週に2食しか食べないなら在庫が積み上がります。反対に毎日2食使うなら、少量配送では受け取り回数が増えます。
冷凍庫容量だけではなく、1週間に何食使うか × 配送頻度で考えてください。入院・旅行・食欲低下などで在庫が増えたときに、定期便を休止・変更できるかも重要です。
関連記事:宅配介護食の定期購入は休止・解約・スキップできる?
メディカルフードサービスを候補にする場合
冷凍庫が小さい場合は、公式サイトで食数・配送頻度・商品サイズを確認してから選びます。必要な食形態が分からない場合や、むせ・飲み込みづらさがある場合は、商品だけで安全性を判断せず専門職へ相談してください。
【メディカルフードサービス】食楽膳を候補にする場合
食楽膳は冷凍庫の収納イメージや不在時の扱いを公式サイトで確認できます。親宅へ直送する場合は、対面受け取りができる曜日・時間帯を先に決めておくと運用しやすくなります。
管理栄養士監修、嚥下対応の冷凍惣菜を自宅へ【食楽膳】無料・公的な選択肢
冷凍宅配を自分で受け取り・保管するのが難しい親では、自治体の配食サービスや、地域の見守りを兼ねた配食が使える場合があります。冷凍便より頻回に届ける仕組みが合う家庭もあります。
対象条件や費用は自治体ごとに違うため、自治体公式サイトまたは地域包括支援センターへ確認してください。民間の宅配介護食を契約する前に、公的支援で足りるか確認しても構いません。
向く家庭・向かない家庭
冷凍宅配が向きやすい家庭
- 冷凍庫に継続的な空きがある
- 親または支援者が冷凍便を受け取れる
- 受取後すぐ冷凍庫へ移せる
- 電子レンジ等の加熱操作ができる
- 家族が配送・定期便を管理できる
別の方法も検討したい家庭
- 冷凍庫が常に満杯
- 不在が多く再配達の手続きが難しい
- 玄関から冷凍庫まで荷物を運べない
- 食形態が本人に合うか分からない
- むせや飲み込みづらさがあり専門職確認が必要
まとめ
冷凍の宅配介護食を親へ送る前は、冷凍庫の公称容量だけでなく、実際の空き寸法・容器サイズ・保存条件・対面受け取り・不在時対応まで確認します。
最初は少ない食数で試し、収納・受け取り・加熱・食べ切るペースが回ることを確認してから定期便を増やす方が失敗しにくいです。
確認した公式資料
最終確認日:2026年9月10日


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